Interview 02
家具製作の軸となり、
各部署との連携役を担うことで、
空間と心地よく調和する家具をつくり上げる。
設計部 / T.M
入社を決めた理由
家具設計のこだわりやデザイン、
技術の奥深さに興味を持って
前職ではゼネコンで建築の意匠設計をしており、その中で家具工事を見る機会があって、家具屋さんの細部までのこだわりやデザイン、技術が詰まっている事を知りました。それまでは建築の図面における家具といえば、例えば、収納であれば扉がついていること、引き出しや棚板が所定の数量ついていることなど、ざっくりとした仕様で建築図面に収まればいいという概念だったので、実際の現場で、家具の細工や収まりのきれいさを見て感動し、家具製作って面白そうだなと強く興味を持ったことが、転職するきっかけとなりました。
仕事内容
家具の設計を担当しています。
営業さんからお客様が希望する家具の仕様と建築の設計図をもらい、造作家具の図面を作成していきます。現場での打ち合わせ、お客様の様々な要望を取り入れ図面訂正を重ね、仕様が確定(受注)したら、工場への制作を依頼します。細かい家具と壁との収まりや、部材や金具の種類、設計図と実際にできあがってくる家具との違いなど、入社してからも学ぶことはたくさんありました。また、収まり具合など、実際の現場を見ないとわからないことも多いので、製作が始まってからも誤差が出ないように施行中の建築現場に実測作業に行くこともあります。施工途中の建築物では、建物自体に変更が出ることも多く、1物件につき5~6回は図面訂正があることも。大変な作業ですが、きれいに収めるためには必要不可欠な作業です。普段は1物件につき1人の担当が設計を行いますが、大きいもの・量があるものになると、分担して設計を行うこともあります。最後は家具の色や装飾、金具類もサンプルをとって、お客様と一緒に選定していきます。依頼から製作に至るまで、最短でも1~2ヶ月、大きいものになると半年程かかる案件もたまにあります。
仕事のやりがい
その空間と一体化した
家具を見たとき
自分の設計した家具が完成した建物と、デザイン・色彩ともにきれいに収まっていたり、まとまっているのを見ると、とても感動します。金具1つとっても、メーカーによって様々な種類がありますし、お客様の要望ではじめて使うものがあれば、よく調べて設計に組み込んだり、工事部や製作部の効率も考えて選んだりするように気をつけています。何回も変更があったり、大変な思いをして作った家具ほど、いいものに仕上がったときは「よかった」と安心しますね。
A DAY’S
SCHEDULE
ある日のスケジュール
- 8:00
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- 出勤
- メールチェック、材料発注、新規の図面作図チェックバック等の 図面訂正の対応など
- 12:00
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- お昼休憩
- 13:00
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製作工場へ担当物件の進行具合のチェック
営業担当や現場担当との打ち合わせなど
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製作工場へ担当物件の進行具合のチェック
- 17:00
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- 帰社